鹿角市議会 2015-03-03
平成27年第1回定例会(第2号 3月 3日)
○議長(
田村富男君) 黒澤課長。
○
総務学事課長(
黒澤香澄君) 約3年で経費が逆転する見込みと考えております。(「はい」の声あり)
○議長(
田村富男君) ほかにございませんか。ないものと認めます。
次に、議案第4号、財産の処分について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第5号、
指定管理者の指定について(鹿角市
先人顕彰館)及び議案第6号、
指定管理者の指定について(鹿角市
記念スポーツセンター、
城山野球場、
毛馬内野球場)の2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第7号、
市道路線の認定について及び議案第8号、
市道路線の変更についての2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第9号、鹿角市
下水道事業特別会計への繰入れについてから議案第11号、鹿角市
簡易水道事業特別会計への繰入れについてまでの3議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第12号、
鹿角広域行政組合規約の一部変更について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第13号、鹿角市
特別職報酬等審議会条例の一部改正についてから議案第16号、教育長の勤務時間、休暇等及び
職務専念義務の特例に関する条例の制定についてまでの4議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 今回、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正ということで4議案が提案なってますが、
教育委員会の位置づけ、この内容について少し説明をお願いします。
教育委員会の位置づけなり、今度の教育長と
教育委員長の役割分担なりが変わってくるような内容だと思いますけれども、内容について詳しく説明をお願いします。
○議長(
田村富男君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) こちらのほうで説明いたします。
提案の際にも若干申し上げましたが、
教育行政の責任の明確化ということが大きな今回の改正の趣旨であります。これまで
教育委員長と、現在もおりますけれども教育長、また事務的な面では教育長というそれぞれ位置づけられてあったわけですが、
教育委員長をなくいたしまして、
教育委員長がこれまでやってきた内容も一本化した「新教育長」と国のほうでは呼んでおりますけれども、新たな立場での教育長、
教育委員会を総括する立場が教育長に一本化されたということになります。
それと、また国内でのこれまでのさまざまな状況を踏まえまして、首長がその教育長を直接任命すると。その際に議会の同意をお願いすると。これまでは
教育委員として任命する際に議会の同意をいただいて、その
教育委員会の中で教育長が決定なったわけですが、そういう任命の仕方も違いまして、首長が
教育行政の最終的な責任者という立場もはっきりと位置づけられまして、首長が
総合教育会議を設置して
教育委員とともにそれぞれの
地方公共団体の教育の大綱を定めるということに位置づけられております。
大きく申し上げますと、その点だと思いますが、さまざまな情勢で
教育委員会と
行政サイドのそれぞれの立場での
行政事務ということではなくて、いずれは首長がその上に、上の立場であるということを明確にされたものだと思っております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君)
経過措置の項目が今回の条例の中で、現在の形を任期の期限までは
経過措置があるという形になってるようですが、現在
教育委員の方と教育長の、教育長も
教育委員の方とは任期が途中変わって、途中から変わったと記憶してますが、今回のそうすると全体の任期、今の
経過措置というのはいつまでになっていて、新しい体制になるのはいつからなるのか。
それから人事権の問題が、そうすると市長部局の中に教育長も入るとすると、議会にかかるのは議長が、市長が教育長、普通の職員と同じように辞令を出して議会に諮るという形なのか、その辺の人事に関する決定の流れを説明願います。
○議長(
田村富男君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 最初のご質問でございますけれども、
教育委員の任期中ではなくて、現在の教育長の任期中
経過措置がとられるということでございます。
畠山教育長の任期中ということですので、来年の7月ということです。
それから、これまでも教育について、予算等では首長が提案しておりました。決して教育長ではございません。いろいろな事務を教育長がこれまで行って、行える部分と首長でなければ行えない部分がありますので、その部分の大きな変更はございません。
ただ、人事につきましては、これまでと同じように
教育委員会の任命によりまして
教育委員会事務局職員は働くと、そういう立場に変わりはございません。また、これを議会に諮るということでは決してございません。これはそれぞれの任命者の権利でございます。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 最後、一つ確認ですが、そうすると現在の
畠山教育長は来年の7月で現在の
経過措置が終わると。ほかの
教育委員の方々も、そうすると今度は
教育委員会のあり方が市長の部局に参加になるわけですので、その辺の任期は今の、現在の
教育委員の任期は今までどおりに任期が来ると、また提案なるという形になるんでしょうか。そこの流れをお願いします。
○議長(
田村富男君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 新しく
総合教育会議が設置されまして、それを主催するのは首長ということを申し上げました。
ただ、これまでの
教育委員会が、
教育委員会会議がなくなるということではありません。
教育委員もそのまま存続していただくわけでございます。なくなると申し上げましたのは、
教育委員長という立場が、位置づけがなくなるということであります。これまで
教育委員会で行ってきたものを、この新たにできる
総合教育会議で行うということでは決してございません。その上に、さらに首長も
教育行政での責任を明確にするための
総合教育会議が設けられたと。このメンバーは
教育委員と首長でございます。
○議長(
田村富男君) ほかにございません。ないものと認めます。
次に、議案第17号、
長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の一部改正について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第18号、鹿角市
法定外公共用財産管理条例の一部改正について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第19号、鹿角市
教育センター設置条例の一部改正について質疑を受けます。質疑ございませんか。
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) この
教育センターの
設置場所が学校内から鹿角市にかわるということで、その
設置場所は
教育委員会の中だと思うんですけれども、その場所をまず教えていただきたいということと、
あと学校側から離れたことによってどのような利点があるかどうか、その2点をお尋ねいたします。
○議長(
田村富男君)
石井管理監。
○
総務学事課学事指導管理監(
石井和光君)
教育委員会総務学事課学事指導管理監の
石井和光です。
鹿角市
学校教育目標の基本方針と
重点目標具体的実施のために教育の研修機関、それから
教育行政推進のための事務局として小中学校それから
教育機関の連携を密にし、各学校へのサービスの機関としての業務を遂行するなど、
教育センターの機能をさらに強化していきたいと思いますので、各学校、今は花輪一中にありますけれども、ほかの学校もより使いやすい場所にしていきたいと思っております。
また、いじめや不登校問題に対応するための
教育相談機能もさらに充実させていきたいと思いますので、場所を変えたいと思いますが、まだ、
設置場所につきましては
鹿角市役所内ということで、まだ検討中であります。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。ございませんか。ないものと認めます。
次に、議案第20号、鹿角市子どものための教育・
保育給付に係る
利用者負担額に関する条例の制定について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第21号、鹿角市
高齢者生きがいコミュニティセンター条例の廃止について質疑を受けます。質疑ございませんか。小田 修君。
○11番(小田 修君) この
生きがいコミュニティセンターについては、大変地元でもさまざまな議論があるところなんですが、今回廃止する理由とですね、それと地元との調整の経緯を含めてお伺いします。
○議長(
田村富男君)
市民部長。
○
市民部長(大森 明君) 廃止の経緯につきましては、提案理由の折に申し上げましたが、市の
行政改革の中で低
利用公共施設の適正な
管理運営の項目におきまして、低利用施設の廃止ということで検討されてきております。これに基づきましてずっと検討してきたわけですが、平成23年に利用者がかなり落ちてきたということで、
運営委員会に廃止について諮ったところでございます。
その際に
尾去沢地区の
自治会運営協議会から、そちらのほうから存続についてということで要望が出されております。その際に、もう二、三年様子を見ながらということで、検討しますということで3年ほどですね、
運営委員会を開催しながら続けてきたわけでございますけれども、どうしても利用者が伸びませんですし、年間の利用も自衛隊の利用を除けばですね、20日少しという年間でそういう利用日数でございます。そういうことから
経費節減とかそういうものもありまして廃止について
運営委員会のほうに諮ってまいりました。ことし、2回ほど開催したわけですけれども、その辺のところで
運営委員会のほうに諮りまして、
運営委員の方々からは、各組織の代表から集まっていただいておりますけれども、ご理解をいただいたものだというふうに考えております。
また、
高齢者生きがいコミュニティセンターというのは高齢者の
生きがいということを目標に、その施設とあと農園もあわせてやってきたところでございますけれども、20年の無償期間を終わりまして、農園については土地の所有者である
西道口下モ平
生産森林組合のほうにお返しをするということで返しまして、原形復旧ということで昨年度ですか、工事を終えたところでございます。
○議長(
田村富男君) 小田 修君。
○11番(小田 修君) それでは、廃止した後の建物はどうするんですか。
○議長(
田村富男君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 廃止しますと
普通財産ということになりますので、
財政サイドの管理ということになります。現段階では廃止後の利用は考えておりません。ですので
普通財産となりまして、これを借り受けたい方等がございますれば、貸し付けということがあるかなと。まだ建物はそんなに古いというわけではございませんので、取り壊しということでは今のところは考えておりません。
○議長(
田村富男君) 小田 修君。
○11番(小田 修君) 利用が低いから、行革の中で位置づけてるから廃止するということよりですね、せっかくある建物を、しかもまだ活用できる建物ですので、再活用、生かせるような方策を本来検討して、その上で、例えば
市民センターがその活用を
センター事業の中で一緒にその活用を位置づければいろんな使い方もできたわけですよ。一方的に廃止するからということで、しかもこれが
普通財産、
行政財産から
普通財産になるということは、あと売っても何でもできるという話なんで、せっかくある貴重な財産ですので、活用をある程度考えながら、これからいろんな
公共施設、財産の処分の話も出てくると思うんですが、あるものをできるだけ大事に使っていくべきだと思いますので、今後そういう意味での貴重な財産をうまく活用するようにお願いしたいと思います。以上です。
○議長(
田村富男君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) いかにもですね、無駄な行為のような今のお言葉だと思いますけれども、何年間か、地域で使い道はないですか、どうぞという提供の仕方を行ってまいりました。それでも特にないと。このような施設の廃止するに当たっての地域への呼びかけというのは今までもなかった行為であります。1年以上の、2年くらいの間それに費やしたわけです。その上でこういう決定になったわけですので、ただ廃止するだけじゃなくて、再利用あるいは別の利用を考えるべきだというご意見は、ちょっと現実を見ていないというご意見だと思っております。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんか。ないものと認めます。
次に、議案第22号、鹿角市
介護保険条例の一部改正について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第23号、鹿角市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について及び議案第24号、鹿角市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についての2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第25号、鹿角市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について及び議案第26号、鹿角市
地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の制定についての2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第27号、鹿角市
道路占用料徴収条例の一部改正についてから、議案第29号鹿角市
農業集落排水施設に関する条例の一部改正についてまでの3議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第30号、平成26年度鹿角市
一般会計補正予算(第12号)について質疑を受けます。質疑ございませんか。中山一男君。
○10番(中山一男君) 9款地方交付税のところなんですが、今回特別交付税計上されておりませんけれども、先般、2日か3日前に豪雪被害の市町村に特別交付税の配付状況、これ載ってましたけれども、本市約2億2,000万円ほどですか、これが交付すると、2月中に交付すると、こういうことでございますけれども、これはあれですか、通常の、通常の交付税ということはないんですけれども、そういう交付税プラスその被害分ということで通常よりも多くなると、こういうことで捉えてよろしいんでしょうか。
○議長(
田村富男君) 財政課長。
○財政課長(佐藤康司君) ただいまの特別交付税の関係ですけれども、これは今年度交付、まだ最終的な特別交付税の額は決まっておりませんが、豪雪に伴う財政需要があるということで前倒しで交付されたものでありますので、今の時点でその分が通常よりプラスされて交付されたというふうな意味合いではないというふうに考えております。
○議長(
田村富男君) 中山一男君。
○10番(中山一男君) そうすれば残りについては、多分今月、3月末までには来るかと思いますけれども、それはそうすれば専決処分で取り扱うということで考えてよろしいでしょうか。
○議長(
田村富男君) 財政課長。
○財政課長(佐藤康司君) 今おっしゃられたとおり、専決処分で最終調整をさせていただくということになります。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) この30号に関して、3点ほどお願いいたします。
まず、最初に2款の移住促進……(「ページ言ってください」の声あり)済みません。26ページ、2款の26ページです。移住促進事業のことなんですけれども、移住コンシェルジュ4名ということなんですけども、この4名の、その人件費のところちょっと見てみましたら、4名だとすれば賃金のところが大体1人12万ぐらいなんですよね。これは常設でないと、常時いるわけで、このくらいの金額だとそうでないかなというふうに思ったんです。
それでこのコンシェルジュという、コンサルタトとかなんとかちょっと違うふうなイメージのこのコンシェルジュというふうな役割と、それからこの委託事業の大体何年計画でやるかというのと、それからどのくらいの人の移住の目標を掲げているか、このことをお尋ねします。
それから、次に38ページのアンテナショップの割引のことをお尋ねいたします。
アンテナショップで、これ東京のアンテナショップで売るものに関して割引を助成するという、通信販売とかそういうふうなものだと思うんですけども、何%ぐらい割引するかということと、それと最初は割引してPRのためにということなんですけども、ある程度割引してしまうと、割引の額にお客様が、そっちのほうであと買わないとかってそういうふうな事例もありますので、この割引額に対しては大変考えていただきたいなというふうに思っておりますので、この割引のことについてお尋ねします。
あと、あともう一つ、40ページですけども、これ鹿角の、この中でですね、ピクトグラム作成ということで、これ私ちょっと調べてみました。外国人向けの障害者用の車仕様のトイレとか飲食店とか、いろいろなそういうふうなものの標識だということで見たんですけども、これはどういうふうな場所につける予定かというのと、あともう一つですね、町の中に飲食店とかあとトイレとか、公衆トイレとかいろいろ公園とかいろいろありますので、外国人のお客様に、外国のお客様方にそういうのを見てもらいたいなというのでいろいろ広範囲につけてもらいたいという要望なんですけども、それとあと今回のパンフレットに関して既にあると思うのでやらなかったと思うんですけども、韓国向けのパンフレットがなかったなということで、ちょっとそういうふうに思いました。
ちょっと多くて済みませんけども、30号に関してお願いいたします。
○議長(
田村富男君) 田口課長。
○政策企画課長(田口善浩君) 政策企画課田口です。最初のほうのご質問にお答えさせていただきます。
まず、人件費の関係ですけれども、今回募集をするに当たりまして、実際の採用時期が若干年度当初というふうなことではなくて、7月からというふうになりますので、9カ月分の人件費ということでございます。
それから、地域おこし協力隊のコンシェルジュ業務の内容でございますけれども、この方々からはホームページあるいはインターネット・SNSを使いまして移住情報の発信、それから移住希望者の相談、フェアの開催、それから新たに立ち上げます移住・定住促進協議会やサポーター制度の運営等それらにかかわっていただきます。それから、地域に根差していただくというふうな観点から地域にイベント等にも参加をしていただくということになります。
それから、ポイントでございますが、この方々からは最終的には市へ定住をしていただきたいというふうに考えております。ですので、みずからの定住に向けました研修、これらについてもある程度認めてあげたいというふうに思っております。
○議長(
田村富男君)
産業部次長。
○
産業部次長(工藤裕悦君) 観光関係のご質問についてお答えいたします。
2点目の鹿角屋におきます商品販売の件ですが、約30%オフで商品の販売を考えております。どのようなものを指定するかというお話でございましたけれども、あきた鹿角屋におきましては鹿角産のもののほかに秋田県産のものも置かれております。我々としましては鹿角産の物品につきまして、ふるさと名物商品という形で指定させていただいて、その商品につきまして30%オフで販売をしていきたいと、このように考えております。
2点目のピクトグラムの件ですけれども、場所につきましては市の施設を予定しております。場所につきましては、あんとらあ、中滝ふるさと学舎、ゆらら、あと花輪駅前の観光案内所、これについてピクトグラムを設置いたしまして、外国人の観光客についてもネット環境を整備していきたいと、このように考えております。
あと印刷、外国人向けのパンフレットがない、手当てされてないのではないかというご質問ですが、この中に印刷製本費として77万4,000円予算措置しておりますが、その中でいわゆる東南アジア系のそれ向けのパンフレットの印刷も予定しております。以上です。
○議長(
田村富男君)
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) 韓国の部分がなかったんでないかというふうなことだったんですけども、中国、タイ、それから英語とかってこういうふうになってましたけども……。
○議長(
田村富男君)
産業部次長。
○
産業部次長(工藤裕悦君) 韓国向けのパンフレットにつきましては、既に印刷された在庫がございますので、それを活用してまいりたいと考えています。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 今の質問と関連しますけれども、移住促進事業の関係で先ほどコンシェルジュ業務についての内容の説明がありました。これまでも鹿角に協力隊という方で何名か入られてますが、これまでの実績なり、現在活動してる方がいらっしゃれば、その状況について報告、内容の説明をお願いします。
○議長(
田村富男君) 阿部政策監。
○政策企画課政策監(阿部正幸君) 政策企画課政策監の阿部と申します。
これまで市では地域おこし協力隊を2名ほど採用してきております。1名は都市農村交流ということで中滝ふるさと学舎での事業に携わる方1名、それからもうお一方はまちなか観光を推進、まち歩き観光を推進するということで1名採用しておりましたが、いずれの方も任期終了後、元の市外のほうへ出られたということで、残念ながら定住には至っておりません。
今回ですけれども、これまでの地域おこし協力隊の方々のご意見をお聞きしまして、やはり一人での赴任ということにすごく不安を感じていたということがありました。市のほうでも職員が担当職員がサポートするわけですけれども、プライベートな面でもやはり1人ということで、どうしても孤立といいますか、そういう不安感を覚えるということがありましたので、今回は4人採用したいと思っていますが、その4人もある程度業務の種類ごとに2グループに分けてですね、それぞれ孤立しないようにやっていけるような、そういう態勢でいきたいと思いまして4人を採用したいというふうに考えております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) このふるさと協力隊の政策は今の現内閣が進めて、13年には1,000名弱であったのが、来年には3,000名にするという国が力を入れてる事業のようです。気になるのは、これまで2人協力隊として鹿角に入ってきて、その人たちは熱い思いを持ちながら鹿角にできれば定住をしてほしかったわけですが、いろんな課題があって去られていると。よく阿仁の活動、協力隊の件が新聞に出たりしますけれども、私は少し地元の受け入れ側と入ってくる人の思いとのギャップがあるんじゃないかなと。どうしても地方の場合は普通の生活環境ないしは生活の意識のところでも、やはり都市部に住む方との意識の差があります。そして、来られる方はいろいろ地域のために何かをしたい、自分の人生をかけて来たいという思いを持ちながら、いろんなそれぞれの思いを抱きながら入ってきてると思います。ぜひその人たちの気持ちを酌むような受け入れ態勢を、少し考えていく必要があるんじゃないかなと。これまでの2人の方を見ると、いろんな聞き取りなり最後の去っていく段階での話をされてるようですが、仕事の内容を見てもなかなか思いを持ってきた気持ちが、仕事の中、業務の中でミスマッチになってるんじゃないかなというような、それから来た方も、そういう声を裏では漏らしてるようなことも聞かれます。非常に難しい問題だと思ってます。都市部の方が地方に住むこと自体が非常に難しい問題の中で、そしてこういう協力隊として入ってくるわけですので、ぜひこれまでの2人の状況を踏まえながら、この4名の方に、その辺のケア、対応についても考えていただきたいと思いますが、その点については、どのように考えているでしょうか。
○議長(
田村富男君) 田口課長。
○政策企画課長(田口善浩君) 政策企画課田口です。
先ほど阿部政策監のほうからも申し上げましたように、これまでお二人が地域協力隊として配属をされ、残念ながら去っていかれたわけですけれども、こうした反省を踏まえた上での今回の4人の採用を考えております。
先ほども若干触れましたが、やはり地域に溶け込んでいただくというふうなことが大前提かと、定住に関しては大前提かと思いますので、今回は市が行うイベント、あるいは地域資源を生かした観光プログラムの提案等ですね、自主的に出していただけるような、そういう考えのもとで仕事をしていただきたいというふうに思っております。
それから、プライベートな点は大変重要なことだと思っておりますが、我々も仕事もございますけれども、そういった意味で精神的なサポート、プライベートな部分についてもおつき合いをさせていただくこともあろうかと思いますが、何とかこの4人の方には最終的には市へ定住をしていただきたいと、そういう思いでこの事業を進めてまいりたいと思っております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) ぜひこれまでの、この間2人の方の活動する拠点の場所も含めてですね、今までのことのいろんなプラス・マイナス、課題、いろいろあったと思いますので、ぜひ来られる方の意向を最大限生かしながら、ないしは考えを取り入れながら定住に結びつけるように頑張っていただきたいと思います。終わります。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。児玉政明君。
○8番(児玉政明君) 30ページの3款1項社会福祉費の医療給付費について、お尋ねしたいと思います。
福祉医療給付事業ということで、平成27年の8月からの医療費の無償化が小学生から中学生までに拡充になるということで、これは子育て世帯にとりましては大変待ち望んでいた事業でありますし、大変有効的な事業ではないかなというふうに思っております。
それで、この医療費なんですけれども、これにつきましては、所得による負担の割合なり窓口負担につきましてはどのようになるのか、内容についてお尋ねしたいと思います。
○議長(
田村富男君)
市民部次長。
○
市民部次長(沢田 力君) お答えいたします。
これまでの小学生としていたものを、中学生まで拡充するわけですけれども、それ以外の要件としては同じことで対応することとしております。
所得制限は、県の基準に基づいて所得制限はあります。それでゼロ歳児と市民税の所得割が非課税の世帯については無料となりますけれども、それ以外は自己負担を半額とし、月1,000円、一医療機関ですけれども、月1,000円が上限ということで進めてまいります。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。ないものと認めます。
次に、議案第31号、平成26年度鹿角
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)から議案第33号、平成26年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)までの3議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第34号、平成26年度鹿角市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第35号、平成26年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第36号、平成26年度鹿角市
大湯財産区
特別会計補正予算(第1号)について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第37号、平成26年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号)について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第38号、平成27年度鹿角市
一般会計予算について質疑を受けます。
初めに、歳入全般について質疑を受けます。質疑ございませんか。田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 歳入の市税のところですが、今回少し内容が、いろんなそれぞれの税の内容についてのプラス・マイナスあります。特に固定資産税の見直しの関係で下がってる部分ありますが、いずれ市税が少し下がってきております。トータルで見てみますと20年、まあこの間統計、鹿角市の統計でいくと7年ぐらいしか出てこないんですけれども、大体平成20年から見ると27年で大体1割ぐらい下がってます。3億2,000万円ぐらい。それでその内訳では、特に固定資産が大体同じぐらい下がってます。大体全体から見るとやっぱり固定資産の下げが大きいかなと思っています。所得の関係で去年は少し上がって、この後も少し変動要素あるわけですが、固定資産税が特に平成17年には18億円ちょっとあったのが、今は13億円ちょっとぐらいまで下がってます。非常にやはりここ10年ぐらいで4億7,000万円ぐらい下がってるわけですが、この後いろんな事業所ないしは空き家の問題なりで固定資産税の回収っていいますか、収納自体も難しい事態が出てくることが予想されますが、その辺はこの後どのように考えられてるか、もし検討されてる事項があればお伝え願います。
○議長(
田村富男君) 村木課長。
○税務課長(村木正幸君) 税務課長の村木です。
ただいまのご質問の固定資産税の関係でありますが、確かに3年に一度の評価がえということで、27年度はその年に当たります。ご存じのとおり、土地の価格というものは下落傾向にあるということですけれども、それを受けて資産の評価をしております。地価との価格を反映させて、評価がえにおいては不動産鑑定をもとに一定の課税標準額を出しておりますけれども、こうした下落傾向で税額のほうも減っております。
ご質問の空き家等の関係でございますけれども、国の動きも見きわめながらということになりますが、家屋を解体した後の更地の宅地の取り扱いを緩和するというような動きも見え隠れしておりますので、そうした状況を踏まえ、よく注意しながら課税に当たってまいりたいというふうに考えております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 現在の固定資産税の回収・収納の関係でいろんな、内容的には事業やってる方の収納の問題なり、それから個人の課題がいろいろ出てると思いますけれども、その辺の課題と心配、懸念されるのは、この後、例えば非常に空き家がふえてきて、ここにいないという方が出てきてますよね。その辺の収納の回収の難しさが出てくると思いますが、その辺はどのように考えてますか。
○議長(
田村富男君) 村木課長。
○税務課長(村木正幸君) 税務課長の村木です。
空き家の関係に限らずなんですけれども、新たな取り組みとしてコンビニ収納を始めさせていただきます。これは特に市外の方においては、今まで郵便振替ですとか鹿角市にある金融機関の窓口でということで制限されておりましたけれども、納めやすい環境を提供するということでコンビニ納付での収納を予定しておりますので、この効果を図ってまいりたいというふうに考えております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) ちょっと質問とずれましたけれども、非常にコンビニ回収、そういう収納の窓口がふえることについては非常にいいなと。いいっていいますか、ぜひ進めてもらいたいんですが、現在の収納の状況でも課題がいろいろあると思います。再度繰り返します。そしてこれから空き家になってきて、ここに住む方がいないということになると、なかなかそこで税の回収が、収納が難しいと。市から見ると回収率が上がらないということが懸念されますよね。非常に遠方の方とコンタクトとらなければならないということも出てくると思います。その辺について懸念材料があると思いますが、その辺はどのように考えておりますかという質問だったんですが、その辺お願いします。
○議長(
田村富男君) 村木課長。
○税務課長(村木正幸君) 失礼しました。
所有者がわからないということにはならないと思いますので、納税義務者というものを設定してございます。遠方であろうと市内であろうと、そうした方を捉えておりますので、収納に関してはそちらの方に要請していくと。もし滞納ということに、未納・滞納ということになりますと、それなりの手続を踏んでおりますので、遠方であろうと市内であろうと取り扱いとしては一緒で考えております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) その点は個人的にはわかりました。
あと、もう一点、今の関係で固定資産税の関係で事業者の固定化してる方、事業が懸念されますけれども、その辺はどういうふうになってますか。
そして、今、後段のほうでも出てきますが、いろんな事業、特に観光事業の入客率が下がって厳しい状況もあるようです。それから、各産業界でも事業によっては伸びてる会社、なかなか苦戦してる会社あると思います。固定的に、固定資産税が固定化してる、回収が固定化してるところが、懸念されるところがあると思いますけれども、その辺の状況について、話せる範囲でお願いします。
○議長(
田村富男君) 村木課長。
○税務課長(村木正幸君) 税務課の村木です。
滞納が続いているという業者あるいは事業者ということでありますけれども、確かにそういった方はおるということでありますが、こうした方にも手順を踏んで交渉あるいは要請という形で進めておりますので、これからもそういった取り扱いについては同じく進めてまいりたいと思っております。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、1款議会費及び2款総務費について質疑を受けます。質疑ございませんか。福島壽榮君。
○19番(福島壽榮君) 79ページ、地籍調査事業の関係でお尋ねしたいと思います。
説明資料はことしは八幡平地区と十和田地区が計上されてるようですけれども、今年度の事業達成をすれば一応市がエリアとして考えてる地籍事業の全体事業の何%までカバーできるのかということと、あと残りはどのぐらい残って、それを何年計画で今後調査事業進めていくということを考えておられるのか、そこをお尋ねしたいと思います。
○議長(
田村富男君) 財政課長。
○財政課長(佐藤康司君) 平成26年度末での進捗率でございますが、これは全体の59.7%ということになります。
また、今後残り40%ほどあるわけですけれども、これは国のほうにも予算獲得を要求しながらですが、なかなか多くの予算がつかないという中では今までのベース、年、恐らく3から5ぐらい、3から5平方キロメートルぐらいずつしかできないというふうな状況、現状のやり方であればそれしかできないと。
ただ、簡易的な方法も許されてきておりますので、明確に何年とは言えませんけれども、まだ10年単位の時間がかかっていくものとは見込んでおります。(「はい」の声あり)
○議長(
田村富男君) ほかにございませんか。
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) 87ページの総務費のことで、空き家等適正管理推進事業のことでお尋ねいたします。
ことしは特別雪が去年から多くて、空き家で、空き家って、そこの所有者がはっきりしてるような場所でも随分崩れました。それでそのほか観光地等にも今までもつぶれてるような空き家がたくさんありますけども、それも大変な状況でないかなというふうに思います。
それで、ここの予算の主なものが危険老朽空き家除却費補助金のところなんですけれども、これ前からあったと思うんですが、前年はこれをどのくらい使ったかというのと、それからこれがこれ以上にふえてくるんでないかなと、そういうふうな懸念も持たれます。
それで、このことの予算に対して、特に観光地にあるところに関して、観光、八幡平、十和田湖いろいろありますけれども、そういうふうな場所の空き家に関しては、景観上悪いということでいろいろ今後対策するというご答弁もいただいてますけども、来年度に関してこのことはどういうふうになってるかお尋ねいたします。
○議長(
田村富男君) 花海課長。
○市民共動課長(花海義人君) 市民共動課花海です。
今回の雪に関しましては、かなり空き家のほうはやっぱり崩壊等してまして、これまで危険老朽空き家、我々が調査したレベル4という段階のものを抽出しておりますけれども、今回はレベル2クラスのものでも軒が折れたりという被害が生じております。この老朽家屋に関しましては、我々のほうで随時パトロールしながら、そして管理者に対しまして適正管理を求めていくということです。
空き家のこの除却補助金につきましては、昨年度、平成25年度に1件だけ実績があります。今年度もいろいろと問い合わせがありますが、この雪の量でありまして、また業者のほうもかなり忙しいということで、今相談をちょっと、受けてますけれども、それを使うか使わないかは、今年度中にできるかできないかというのは、ちょっと瀬戸際にいますので、そういう相談は受けてるところであります。
来年度につきましては、恐らくこの雪が消えると相当量の空き家の被害が確認されてくるとは思います。今は屋根部分だけは確認できますけれども、積もった雪の関係で窓ガラスとか壁がいかれてるという状況が多々あると我々も推定しております。今2件分は当初予算で持っておりますけれども、今後所有者の意見も聞きながら、足りなければ来年度の補正でも対応しなければならないかなと思っております。
○議長(
田村富男君)
吉村アイ君。(「済みません」の声あり)
花海課長。
○市民共動課長(花海義人君) 観光地のものに関しましては、そういった所有者に関しては、随時こちらでも折衝はしているところであります。
○議長(
田村富男君)
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) 観光地に関しては、前から話されてることですので、ぜひ緊急にお願いしたいと。よい方向でね。まあ全部つぶれてしまってから、ほとんどつぶれてると思うんですけども、早く撤去して、予算もかかることなんですけども、やはり景観からして大変市民の方々からも、また観光客の方からも、あれはどうなってるんだというお話を聞いておりますので、ぜひ緊急にやっていただきたいと思います。以上です。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 81ページの右の一番下の市税の過誤納還付金のことについて質問します。この内容を説明ください。
それと、あわせて時効問題でいろんな過徴収、それから時効の失効の問題ありましたけれども、その流れはその後どういう形になってますでしょうか。
○議長(
田村富男君) 村木課長。
○税務課長(村木正幸君) 1点目の過誤納の関係ですけれども、こちらにつきましては――少しお待ちください。失礼しました。それぞれ個人法人の市民税、それから固定資産税、各税ありますけれども、予算に関しましては、市民税で330万円、法人市民税で550万円、固定資産税で170万円と見込んでおります。
それから、2点目でありますが、時効の管理の関係で時効前不納欠損額、これを復活調定したものの現状であります。1月31日現在で24.84%の収入を得てございます。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、3款民生費及び4款衛生費について質疑を受けます。質疑ございませんか。
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) 105ページの生活困窮者自立支援事業費のことでお尋ねいたします。
自立相談、自立を支援するということでプラン作成ということで説明受けました。それプランというのはどういうふうなプランを作成するのかっていうのと、あと生活困窮者の方々、困ってらっしゃる方々をどういうふうな形で、その方々から相談をスムーズに受けられる体制っていいますか、なかなか困っていてもどこに相談したらいいかわからないというふうな方々が随分いらっしゃると思うんです。どういうふうな広報活動っていうかPR方法で、その方々から自由に相談を受けられるような体制をとるか、ここの2点お尋ねいたします。
○議長(
田村富男君) 豊田課長。
○福祉課長(豊田憲雄君) 福祉課の豊田です。
まず、1点目の生活困窮者自立支援のプランの内容ですけれども、主にどのような、例えば仕事につくためのどういう活動をしたらいいかとか、あるいはその前段では今までの生活の状況とかそういったものを聞き取りした上で、今後の生活、自立していく上で、それではどういうふうな形に進めていったらいいかということをプランとして立てていって、それを相談した方と一緒にそれを実行していくというような形になります。
2点目の相談の受け入れ態勢ですけれども、予定では社会福祉協議会にその相談を委託することにしておりますけれども、今までも社会福祉協議会、生活に困った場合にお金をお借りするといった相談も受け入れております。そういった形で窓口を、できるだけ一本化するような形をとりたいと考えておりまして、社会福祉協議会へ委託して、その旨を広報なりで広く周知していきたいと。
あと、どうしても生活困窮していて、どこに相談したらいいかわからないという方、あるいは
引きこもりではないですけれども、なかなか出て来ない方もいらっしゃいますので、そういった方に関してはいろんな、例えば税の滞納とかそういった情報を集めた上で、困っていないかというのを逆にこちらからアプローチしていくというのも今回の法律の趣旨の一つとなっておりますので、今後そういった方法も検討していくことになると思います。以上です。
○議長(
田村富男君)
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) 今、プラン作成の過程説明いただいたんですけども、そうすれば例えば1人の方に対していろいろそのプランを作成するに、作成して話し合いした場合は1回とか2回ではなかなか決まらないと思うんですよね。ですから本当に成就するまでは大変困難な仕事だなというふうに、今ご説明いただいて思ったんですけども、社協さんでもいろいろな点で頑張っておりますが、あそこの場所がいいかどうかいろいろ、人によっていろいろなんですけども、ぜひですね、時間をかけてじっくり相談して、相談に乗っていただきたい。なかなかプランを作成して、それではだめだとかなんとかっていろいろ本当に、個人によっていろいろ違ってくると思いますので、そこのところは十分時間をかけてやっていただきたいと思います。以上です。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) 3款、済みません。もう一つお願いいたします。129ページの生活保護者の就労支援に関してお尋ねいたします。
この生活支援、生活保護、前年度比大分ふえております。これからもまずいろいろふえる傾向にあると思うんですけども、それでですね、この事業での生活保護者、保護を受けてる方々を、この予算でこのくらいの事業をしてですね、どのくらいの方が生活保護から自立していけるか。目標立ててるかどうか。ある程度の、このくらいはやりたい、そのくらい人件費もかけてますのでね、どのくらい目標持っているか、そこをお尋ねいたします。
○議長(
田村富男君) 豊田課長。
○福祉課長(豊田憲雄君) 福祉課長の豊田です。
就労支援、被保護者就労支援事業ですけれども、これは今年度、新年度新しく始まる事業でして、就労支援員を新たに雇用して取り組むこととしております。先ほどの生活困窮者自立支援法のほうも社会福祉協議会のほうに委託するんですが、そちらのほうも就労支援ということであるんですが、こちらは既に生活保護を受けている方に対して就労支援を行うものであります。これまでもハローワーク等々協力して行ってきてはいるんですけれども、いわゆる稼働年齢の方々の生活保護を受ける割合がふえてきてるということで、やはり自立に向けて就労支援をしなければいけないということでこの新しい事業が出てきてるわけですけれども、市、鹿角市、本市のいわゆる稼働年齢層の世帯ですけれども、今ちょっと手元にあれですけれども、50世帯弱だったと思いますが、その方々が全員自立できればいいわけですけれども、なかなか経済状況とかそういった部分もありますので、難しい面もあります。
また、そういう状況に陥った若いといってもいろんな、例えば精神的な病気とかそういう形で生活保護になってしまってるという状況もありますので、簡単に就労というのに結びつくというのはなかなか難しい部分はあるんですけれども、目標といたしましては、1人就労支援員を雇用するということを踏まえまして、10人弱、一桁台にとどまってしまうんではないかなと。10人ぐらいを目標にというふうには考えておりますけれども、なかなか難しいのではないかなというのが正直なところでございます。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。(発言者あり)この款3回いきましたので。(「済みません。希望ですけども、だめですか」の声あり)はい。
ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
なければ、ここで11時15分まで暫時休憩いたします。
午前11時05分 休憩
──────────────────────〇 ─────────────────────
午前11時15分 再開
○議長(
田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、5款労働費及び6款農林水産業費について質疑を受けます。質疑ございませんか。5款、6款。田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 6款の農林水産業、項目は別としまして非常に今回の計画とそれから主要な施策事業の中での農林業関係のところを見させてもらってますが、非常に昨年あのぐらい米が下がって非常に年末、まあ税金の申告時期になってますが、それぞれの個々の経営体によって非常に決算が難しい方も大分出ておられるようです。
ただ、その辺の対策が少しあってもよかったのかなという感じをしてますが、12月の一般質問ないしはその前もさせていただきましたけれども、今、主な経営体の経営者ないしは認定農業者の大きい人方の経営状況なり、米価下がったことによって状況はどのようになってるのか、その辺の把握をされてましたらお願いします。
○議長(
田村富男君) 加藤課長。
○農林課長(加藤 卓君) 農林課長の加藤です。ただいまの質問の米価の関係で少しお話したいと思います。
とりあえず、8,500円という概算金でありますけれども、この精算といったものがありますので、8,500円といった数字は上がるのかなとは思っておりますが、単純に前年比3,000円の減として平成26年度ベースに割り当てますと5億6,000万円といった形になっております。大規模農家につきましては経営面積が大きいので、こういった5億6,000万円のうちに、かなり決算上つらい、そういった声は上がっておりますが、私どもといたしましては体質強化対策、それと水田営農転換主力作物への加算とかですね、そういったものの施策を立ち上げながら、今後そういった声を聞きながら、より生産性が高く、また省コスト、そういった稲作づくり、とりわけ直まき等のそういったものに着眼しながら施策を進めてまいりたいと考えております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) お願いですが、質問事項が制限がありますので、質問に対しては的確に答弁をお願いしたいんですよ。今質問したのは、経営の状況は大変きついだろうと、きつい状況になってる人がいっぱいいます。その辺の実態をどのように把握されてますか、把握してあったら状況をお願いしますという質問しました。だから、今のことも2回目の質問になると議長の判断になるんですが、同じことを2回質問しなければならないんですよね。その辺何とか的確に答弁をお願いします。
○議長(
田村富男君) 加藤課長。
○農林課長(加藤 卓君) 大変言葉足らずで申しわけありませんでした。個々の経営体の大規模法人等につきましては、今営農相談等で受けておりますけれども、これから申告、それと米の受渡し金、そういったものを含めた見込みの中で、先ほど申しました新年度取り組みながら営農指導等をJA等と行ってるところであります。
総じて具体的な額、個々の額というのは把握しておりませんけれども、常々法人の推進協議会、そういったものの会議の中で議題にしながら、また再生協でもそういったものに触れながら把握に努めていると、そういう形になっております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 議論の多分中でいろいろ協議したかと思いますけれども、この農家所得がどんと今下がったことに対する対応なり、どういうことをしたらいいかという内容については、予算にも出てきてないんですが、その辺はどういう議論されて、対応は今課長から話ありましたけれども、いろんな所得上げるようなことというのは、当然今までもしてきたことで、非常に私は緊急的な対応、ないしここ二、三年の鹿角の農業所得が下がることに対する取り組みが、やはり少し足りないんじゃないかと思いますが、その点はいかがでしょう。
○議長(
田村富男君) 加藤課長。
○農林課長(加藤 卓君) 米に関しますと、実質的な被害、そういったもの先ほど申した金額は当然出てきておるわけでありますけれども、省力化,それと国が進めております体質強化対策、そういったものに私どもも積極的に参画しまして営農指導、それとお金を少しでも国の制度を利用しながら農家にもらえるような、そういった手助けをしておるということであります。
全般的な農家の所得が上がるような向上対策が市が欠けているのではないかといったご指摘かと思いますけれども、これに対しまして、市が米だけではなく桃、それと畜産、そういったものを進めながら米に頼らない複合経営を進めてきたのが鹿角市でありますので、独自のその施策といったものは従来も続けてきましたし、今後はそれをより拡充してまいりたいと、そういうふうに考えております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 決して否定をしてるんじゃなくて、現在の状況を的確にどういうふうにつかんで、それをどういう対策するかということを考えていただきたいという話をしてるんです。農家の人たちは非常に、今私もいろんな聞き取りなり状況確認をしてますが、非常にきついです。そこのところを、やはりぜひ政策として打っていただきたいなといというのが私の考えです。
最後に一つですが、今回の市長の施政方針の中で「農業戦略の方向性を示した鹿角市農業構造改革ビジョンに基づき」ってありますが、この構造改革ビジョンが示されてませんけれども、その内容示さないのはなぜなのか。そして、その内容についてはどのようになってるのかお願いします。
○議長(
田村富男君) 加藤課長。
○農林課長(加藤 卓君) 改革ビジョンにつきましては、約1年半の歳月をかけまして農家の代表者、新規就農者、農業団体、あと農業法人の代表者の方などとワークショップをしながら突きつめてきたところであります。これに関しまして、先般、最終的な方向性といったものがそのワークショップの中で確認されたことから、地域農業審査会といった諮問機関ありますけれども、そこにお諮りいただき、ある一定の方向でご理解をいただき、先般の常任委員会のほうで常任委員会のほうにお示ししたという形になっておりまして、まだこれについては成果本ではありません。現在パブリックコメントといったものをやりながら、広く市民のまずアイデア、意見、そういったものを盛り込みながら、今後、年度末に成果本として決定すると。そうした際には、議員の皆様にしっかり成果本としてお渡ししたいと考えております。
大まかな内容でありますけれども、構造改革計画というものは平成6年度に市で一度策定しております。そういった中から時世の変化、それと特に社会情勢のみならず農業情勢の変化といったものが非常に目まぐるしい中、構造改革に絞った2つの基本目標を設けまして、それに対する重点プロジェクト、その一つといたしましては農業経営サポートセンターの構築、これは現在あります鹿角市農業農村支援機構の市の機能の再構築と強化といったものであります。
それと重点プロジェクトの2でありますが、こだわり作物のブランドアップ、特栽等により付加価値のある農産物の生産、販売態勢の構築といったものを掲げて進めてまいりたいと考えておりますが、大きな着眼点といたしましては、生産振興だけにとどまらず販売まで農家みずからが行うような、もしくはそれを支援するような新たな体制を構築したいといったものが主な内容となっております。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、7款商工費及び8款土木費について質疑を受けます。質疑ございませんか。宮野和秀君。
○20番(宮野和秀君) 緊急雇用に関してちょっと教えてください。
緊急雇用、平成26年度まではかなり緊急雇用で事業、人の動きがありました。27年度からはですね、その事業が盛り込まれてないと、緊急雇用で人の動きがない、そういうことで単純な考えですが、世の中回復傾向でそういうふうになったのかなと、私そういうふうに思いますけれども、そこらどうですか。
○議長(
田村富男君) 中村課長。
○商工振興課長(中村 修君) 商工振興課の中村です。
国の緊急雇用創出臨時対策基金事業につきましては、リーマンショック以降の全国的な雇用情勢の悪化から平成21年度から25年度までに行った事業でありますが、全国的に雇用情勢が安定していることから現在は行われておりません。
また、平成25年、26年度の当初予算に計上しておりました市の再就職緊急支援奨励金につきましては、鹿角管内の企業による雇用調整などによりまして市内において非自発的離職者が多数発生した状況から、状況にあったことから、事業主都合により解雇された離職者を継続的に雇い入れた事業所に対して奨励金を交付したものでありますけれども、現在はそういった状況にないことから平成27年度当初予算には計上しておりません。(「はい、わかりました」の声あり)
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) 7款、185ページのふるさと学舎と次の187ページ、関連で森林セラピー基地ふるさと学舎が森林セラピー基地にもなっておりますので、この関連でお尋ねいたします。
ふるさと学舎さんも大変頑張っておられますけれども、十和田湖の観光なんかも大分、今回もバスが廃止になるというふうなお話もありますし、私も冬物語とか行ったんですけれども、なかなか秋田県側からのバスがすごく少なくてですね、十和田湖の観光は秋田県側は大分衰退してきてるなというふうに感じております。
それでふるさと学舎さんに関して、当初この学舎さんをスタートする時点でケビン棟のことで私は話しておりましたけれども、ケビン棟は余り活用されないんでないかというので建てることにちょっと反対した部分もあったのですけれども、現在このケビン棟はどのくらい活用されているか、このことに関してはいろいろな情報ではちょっと見えないので、このことと、あと森林セラピー基地ということでいろいろな施策をしておりますけども、モニターツアーをまだやってないんでないか、これは前にもお話しさせていただいてましたけども、何年も前からモニターツアーをやると、やっていろいろこの森林セラピー基地に関しては大分話題、当時ですね、話題にもなっておりますし、なかなか進まないんでないかなというふうに私は思ってるんですけども、この状況。今の予算状況で、ほとんどふれあい温泉ゆららの指定管理料が森林セラピーの関係の予算になってるんでないかなというふうに思ってるんですけども、現実的に実働的にどういうふうに来年度はやるか、そこのところお尋ねいたします。
○議長(
田村富男君)
産業部次長。
○
産業部次長(工藤裕悦君) 初めの、中滝ふるさと学舎のケビン棟の利用状況でございますけれども、12月末現在で今年度は135件の利用件数がございます。平成25年度では73件でありましたので、かなり件数がふえているような状況であると捉えております。
あと、モニターツアーの実施状況でございますけれども、平成25年度におきましてセラピーのモニターツアーをやっております。そこでいろんなご意見を伺ったところですね、都会に近いセラピー基地と遠方にある鹿角と、その辺の違いをどのような形でメリットで打ち出せるかということで課題をいただきました。その辺の課題につきまして、いろいろ我々も検討したわけですけれども、いずれ距離的な部分についてはどうしても、何と申しますか、クリアできない部分がございますので、地元の企業さんを中心にですね、そういうモニター、セラピーまではいかないまでも森林を利用した森の散策的な企業的な利用が、福利厚生的な利用とあわせてできないかということで、昨年度、緊急雇用を活用しましてそういう営業活動を行っております。そういう成果を今一つずつ、成果を一つずつ、何ていいますか、つけ加えながらですね、セラピーの活用を図っていきたいと、このように考えております。
ゆららの位置づけですけれども、これは今まで同様にセラピー基地としてゆららを位置づけまして、八幡平の豊かな自然をですね、セラピー基地として、ゆららをセラピー基地として活用して誘客につなげていきたいという考え方は、これからも続けてまいりたいと考えています。
○議長(
田村富男君)
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) どうもありがとうございました。実はゆららの向かいのところの施設が廃止になりまして、一つの施設がなくなりましたけども、その分ゆららに関してはもっと営業活動をして誘客できるんでないかなというふうなことを思いまして、ゆららは今後とも今まで以上に力を入れて、向かいの施設がなくなった分ですね、頑張っていただきたいと思います。以上です。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。宮野和秀君。
○20番(宮野和秀君) (仮称)湯の駅おおゆの件については、市長のほうから先日平成30年オープンですよと、そういう話がありました。ようやく動きが見えてきたとほっとしております。土地購入の金額がこれに載ってましたけれども、土地の面積、大体どのくらいになるのか、ちょっとお知らせ願います。
○議長(
田村富男君)
産業部次長。
○
産業部次長(工藤裕悦君) およそ2万3,000平米を予定しております。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 観光の件でトータル少し質問します。項目で一つ一つの事業ではないので、ご了承願います。
いろんな事業が、これまでのやってきた事業ありますし、今年度の新規のものが非常にちょっと少ないような気がしますが、重点事項が、政策が10項目ほど手元には渡されたものがありますけれども、私は12月の一般質問でも、その前にも話をさせていただきましたが、非常にやはり観光客が非常にトレンドとして、流れとして非常にやっぱり鹿角に入ってるのが下がってるなという気がしてなりません。12月の一般質問の際には、そんなに下がってないよという話をしてました。ただ、去年の流れ見るときょうの、議会初日の市長の施政方針にもありましたけれども、秋には少し観光客がよかったというのは業者の方も言ってます。ただ、1年の流れとするとやはり下がってきてると。まあここ10年、20年の中では、平成17年が336万人ほどいたのが平成23年の震災のときは186万人ということで、震災の年でも186万人あったのが昨年が174万人ということで、やはり震災の年ないしはその次の年よりも下がってきてます。ここはやはり何らかのいろんな流れ、お客さんの需要の流れの違い、変化はあるだろうし、受け入れ態勢の問題もあるだろうし、その辺にやはり対策を打っていかないと、なかなかその都度の緊急対策だけではカバーできないのでないかなと思ってます。
私は今回、地方創生の問題が大きく国の政策として金がいろいろ出てきてるわけですので、取りまとめも計画も早急に出さなきゃならないと。多分職員の方々もばたばたして、とにかくもらえる、対応できるものについて該当しようという取り組みをせざるを得なかったと思ってます。これからも戦略計画をつくっていくわけですが、その辺は対応やらなきゃならないのが一つなんですけれども、やはり今鹿角市の一番、まあ鹿角だけではないんですけれども、一番突きつけられてる問題が、地方創生にあわせて地方の人口ビジョンと地方版の戦略、総合戦略を、どのようにつくるかというところにきてるような気がします。
その中で、私は、農業と観光にこだわってずっと話をさせてもらってますが、ここが鹿角にお金が入る中心になるわけですよね。観光客が減ってきてることによって鹿角に回る、やはり農業の収入と同じように出回るお金ないしは地域内で循環するお金が極端に下がってきてます。ここのところにやはりもう少し手をかけていけなかったのかなと、いかなきゃならないんじゃないかという感じをしてますが、観光について業者の人方も、とんでもないぐらいやっぱり状況悪いよという声がいろいろ出てます。やはり大変なお客さんが減ってることで苦労してます。
その辺について、今回のこの観光関係の予算含めてどういう判断をしながらされてるのか、現状をどのように考えてるのか質問します。
○議長(
田村富男君)
産業部次長。
○
産業部次長(工藤裕悦君) 今年度の観光関係の予算の方向性といたしまして、4つの項目を掲げまして予算づくりを行ってまいりました。一つは地域の魅力の発信の強化ということで、これも従来からやってることでございますけれども、今年度準備いたしました花輪ばやしの組み立て式の屋台をですね、近隣地域に持っていきまして、そのリアルな披露をしながら誘客に努めていきたいと、このような考え方をして予算を盛ってございます。
また、近年のネット環境、ネット情報の何ていいますか、発達によりましてネットによる情報発信というのは非常に重視されておりますので、このネット環境による情報発信の強化も行う予定として考えております。
2つ目としまして、観光客がどうしても広域的に動くという事例がございますので、広域観光のルートの形成という観点からですね、従来の鹿角広域観光推進会議とか県の観光キャンペーンの推進協議会とか、こういう団体と連携しながら鹿角市をルートとした広域的な観光ルートの設定、こういうものを取り組んでいきたいと、このように考えてます。
3つ目としまして、インバウンドの推進ということで、今年度、東南アジアへのトップセールスを行ったわけですけれども、来年度も引き続きですね、今まで、今年度培ったルート、パイプをですね、より太くするために次年度もこのトップセールスを展開してですね、外国人の誘客の増加に努めていきたいと考えております。
4番目としまして、観光事業者の魅力アップということを考えております。せっかく観光客に本市に来ていただいても、観光施設がどうしても見すぼらしかったり、おもてなしがうまくいかなかったりした場合、リピーターにはつながっていかないわけですので、その観光施設の受け入れ態勢の整備に対する助成とかそういうものを手当てしながら、この4点を掲げながら新年度は予算づくりをした、行っております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 今の予算の内容については、わかりましたけれども、この間いただいた前期基本計画の実施計画(27年度版)ということでいろんな各事業の内容の目標なり指標も出てますが、観光客が平成27年、ことしは231万人を設定しております。いろんな種苗交換会等の入客等も見てると思いますけれども、26年度が174万であったのを1年で231万という設定をしております。
一つ一つの、もう一つ申し上げますが、多分この地方創生の今のところは地方の自治体の知恵比べだと思ってます。多分取り組んでも成功するかはわかりません。でも、地方が自分で考えて取り組まないと何も進まないと思ってます。
先般、東京である会合があって話をしたときに、国のほうでは地方にもうボールを投げてますよと。地方から上がってきたところに対して、それを取捨選択をしながら認可をしていくと。国のほうでは、地方のほうでは待ちの姿勢であっては、もうほとんど予算いきませんという話をしてます。非常にこの辺が、もうなかなかこういう時代の中で成功するかどうかわかりませんよ。でも、取り組んでいかないと、やはりその辺を、やはり中でいろいろ議論をしてやっていただきたい。
この農業と観光のところについては、農業はさっき質問終わりましたけれども、ぜひ流れも変わってますし、状況も変わってますので、市長を初め政策研究所も設定して副市長もトップで頑張られています。何とかここのところを総力を挙げて知恵を出しながら取り組んでいただきたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(
田村富男君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 地方創生というほうのご意見という、大分内容がそちらのほうへ動いたようですので、その点について私のほうからお答えします。
先ほどのご質問で、地方創生で地方版戦略をつくらなければならないのでばたばたしてるとか、対応できずにいるというイメージのお言葉だったと思いますけれども、これまでもお話する機会がありましたが、地方創生に先駆けて政策研究所を設置いたしました。これは総合計画(後期基本計画)を策定するためと、その後地方創生が出てきたと。決して地方創生に力を入れないということではなくて、メインはあくまでも鹿角市にとりましては後期基本計画であります。この中に地方創生をどれくらい効果的に取り入れるかという考え方をしております。
ですから、国自体で地方創生という制度がなくなることがこれから先あるにしても、鹿角市はその将来を見据えたやり方をそれでなくしてしまうのではなくて、あくまでも鹿角市の将来に向けた計画をつくっていくという考え方でおります。そこでまた勘違いしていただきたくないのは、地方創生に決して力を入れないということではなくて、これは最大限活用していくと、そういう考え方でおります。
それで、先ほどは農業の所得が低くて困ると、今度は観光の皆さんが困っていると、いろいろなご意見を伺ってるとは思いますが、市長のほうがそれ以上の市民の皆様の意見を聞く機会がこれまでもあるだろうと、そのように思っております。ご意見はいろいろだと思いますが、先ほど
産業部次長が申し上げましたように、そういう方向からのものを進めますよということに対して、田口議員はそれじゃないよという形でおっしゃいますが、ご意見はご意見としても、こちらのやり方もさらに拡充してやるという考え方は必要だと思っております。
○議長(
田村富男君) 田口 裕君。
○5番(田口 裕君) 前段で話をしたことに一つ一つ意見がありましたけれども、今戦略、総合戦略をつくるのは、鹿角市がばたばたしてるとかという話をした内容じゃないんですよ。どの自治体も非常にせっぱ詰まって、すぐ戦略をつくって手を上げろと。手を上げて、それに対して国が判断しますよという状況になってて、各自治体とも非常に時間がない中で戦略を組まなければならないところにきてるよという状況になってるという話をしたつもりです。だからそういう意味で一つ一つの言葉じりで自分、批判されてるという判断ではなくて、もう少し広くとってもらいたいなと思ってます。
それで話を観光に戻しますけれども、いろんなやはり私方いろんな歩いた中でその人たちの、やってる人たちの声を拾います。そして私も議員になるときには市民の声を反映させていく、ないしは出していくというスタンスで今の活動してます。いろんな多分市の皆さんなりはいろんな情報あると思いますが、鹿角市、小さい町ですので、いつも私が言うとおり、その中でいろんなやはり苦境なり困ってる状況の声を聞きながら、こういう状況がありますよということを受けながら対策を、ぜひ考えていかないとなかなかいかないだろうと思ってます。
今回観光業の話に絞っていますけれども、非常に観光業界の人方、やはり人のお客さんの流れが変わってきてることで苦労してます。その辺を、ぜひ勘案した中で取り組みをする必要があるかなということで質問させていただきました。以上です。
○議長(
田村富男君) 副市長。
○副市長(阿部一弘君) 観光についてあるいは農業について、常々もっと抜本的な取り組みができないかと、必要でないかというご質問というかご意見を、再三田口議員からはいただくわけでありますけども、市あるいは観光事業者も観光の今のニーズ、個人観光化とかあるいは体験型、自己実現型、さらには国際型、そういうふうに観光のニーズというのは本当に大きく変わってきております。そういうニーズの変化を捉えながら観光客もどう捉えていくかという施策を、先ほどうちのほうの次長も申し上げましたけども、テーマを持って予算編成をしております。それは確かにすぐには目に見えないことかもわかりませんけども、こちらのほうとしては十分今の観光ニーズの変化、これらを押さえながら予算編成をしてきているというところでございます。
特に気になるのは、議員の質問で気になるのは、これまでもですけども、いつも「農業の抜本的な取り組み」は、あるいは「観光の抜本的な取り組み」はと「抜本的な」ということがよく出てくるわけですが、ぜひですね、皆さんで地方創生するんであれば、もっと具体的に、私ならこういうことをするがというような質問も時にはしていただきたいなというふうに思います。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。小田 修君。
○11番(小田 修君) 私の所属委員会の質問の事項なんですが、ちょっと目先の違う話なんですが、リフォーム支援事業の関連なんですが、今回個人向けの住宅の太陽光設置補助金が今年度から打ち切られるという話なんですが、自然エネルギーを町、これからの市の一つの方向性として生かしていく中で、この打ち切りの理由とですね、他町村では県補助打ち切っても市単独補助やってる市もあるように聞いております。その打ち切られた理由とですね、今後どういう形でそれを補填していくのか、お考えをお伺いいたします。
○議長(
田村富男君) 渋谷課長。
○都市整備課長(渋谷伸輔君) 住宅リフォーム支援事業の所管ということでお答えさせていただきますと、民間住宅リフォーム支援事業ではそういった内容も助成の対象となっております。
○議長(
田村富男君) 田口課長。
○政策企画課長(田口善浩君) 太陽光補助の廃止でございますが、これまで補助を継続してやってきたわけですけれども、設置コスト、これが当初1キロワット当たり60万円ほどというふうなことでスタートしたわけで多額の設置費用というふうなことで、市としても国、県に並びまして補助をしていくというふうな方向で進めてまいりました。もちろんこの背景には新エネルギービジョンというふうなことで再生可能エネルギーの普及拡大というふうなことも根底に置いてございます。そうした中で、現在1キロワット当たり大体45万円ほどのコストまで下がっております。大体15万円ほど下がってきておりまして、これが国、県、市の補助、これを上回るほどのコストダウンというふうなことになりました。
それから、一昨年ほどから市内の事業者の設置というふうなことで若干見直しを行いましたが、これよりもこれに依存しなくても設置されてるというふうな方が多数出てまいりました。
よって、補助そのものがこの設置のインセンティブになっているというふうな状況は既に脱しているのではないかなというふうなことから、おおむねこの補助の役割は終了したというふうなことの認識のもとに、平成27年度からは廃止というふうな判断に至りました。
なお、国では一昨年から廃止をしておりまして、県のほうも平成27年度から廃止する予定というふうに伺っています。
なお、推進協議会のほうでは、普及促進利用協議会のほうでは、引き続き再生可能エネルギーの普及拡大に向けました啓発活動等は行ってまいりたいと思っております。
○議長(
田村富男君) 渋谷課長。
○都市整備課長(渋谷伸輔君) 先ほどのリフォーム支援の答弁の内容について訂正をお願いします。
ただいま説明があったように、何ていいますか、太陽光発電導入の支援につきましては、補助、補助につきましては、急速に普及して販売価格も安価になっていることから、補助については不要であるというふうな判断がなされておりますので、この助成制度の廃止を受けてリフォーム支援について対象にするかどうかということを検討した結果、リフォーム補助についても、これについては対象にしないということになっております。先ほどちょっと勘違いして答弁申し上げました。
○議長(
田村富男君) 小田 修君。
○11番(小田 修君) 話はわかりました。そういう状況であってもですね、県内でも数町村が継続するというところもあるようです。特に鹿角市はそういうエネルギー面での自然エネルギーをこれからもふやしていくという中ではコスト、個人の設置コストというだけじゃなくですね、推進するという意味でも継続する意味もあるんじゃないかなと思ってますので、今後再検討いただければと思います。以上です。
○議長(
田村富男君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 再検討ということでありますので、勘違いされると困るということで、ある程度の役割を果たしたということで、ただそれよりも、さらに国よりも1年延ばしてこれまできたということですので、行政経費ということで考えますと、次にまた行うべきものが出てくると、やはり役目を終えたものは、ある段階では終わらざるを得ないという考え方で行政経費の効率的な使い方に努めたいと思っております。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、9款消防費及び10款教育費について質疑を受けます。質疑ございませんか。
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) 219ページのふるさと生き生きネットワーク事業、いろいろな伝統的なものを、鹿角のそういうふうないろいろな伝統的なものをやるということなんですけども、これは具体的にですね、前の一般質問のときに、例えば町踊りとか、いろいろなふるさと事業の中でそういうふうなことも今後やっていくということのご答弁いただいてましたけども、そのようなことも入ってますでしょうか。
○議長(
田村富男君)
教育部長。
○
教育部長(青澤敏博君) このふるさと生き生きネットワーク事業の内容ですけれども、地元の、地元にある教育資源、人・もの・自然・産業、企業等の協力を得ながら、その各校で工夫しながら取り組んでいくというものになっております。
例で申し上げますと、花輪小学校であれば農園活動、百人一首、北小はリンゴ栽培、平元小もアップル活動、十和田小も、こもせキャリアプロジェクトとして取り組んでおります。個別に事業にどういうふうに取り組むかということに関しては学校のほうに任せておりますので、それの費用の補填という形になっていきます。
○議長(
田村富男君)
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) そのことは、じゃよろしいです。
もう一つ、もう一点だけ、10款に関して、233ページの旧公会堂のことについてお尋ねいたします。
直営で一般の方々、そういうふうなグループに、どっかにやっていただけないか、そういうふうに今後したらというふうにご提案させていただきましたが、それでなくて市のほうでやるというふうなご答弁だったと思います。
それでですね、今これから実施設計ということで今年度このくらいの予算でやるんですが、私、あそこのところをいろいろやる上でですね、一番の問題はトイレの問題だと思っております。トイレ、昔のトイレのあった場所をそのままつくるとすれば大変少ないと。それから、トイレは今風のトイレをつけていただきたい。康楽館さんなんかも、そのトイレの部分はいろいろ改修してやっているというふうな部分がありますので、この実施設計の段階でですね、トイレの部分はどういうふうになってるかお尋ねいたします。
○議長(
田村富男君) 渡部課長。
○生涯学習課長(渡部 勉君) 生涯学習課長の渡部と申します。
旧鹿角郡公会堂の利活用計画に沿って今、来年度実施設計、委託したいと考えておりますけれども、その中でトイレの問題につきましては、やはりあそこは修復後常駐の管理を、指定管理になるかどうかはちょっとまだきっちりしてませんけれども、考えておりまして、トイレも外部になるか内部になるか、今、実施設計に向けた検討段階ですが、トイレも設置するように考えていきたいというふうに思っております。
○議長(
田村富男君)
吉村アイ君。
○13番(
吉村アイ君) ぜひトイレはですね、十分検討いただいていろいろな方々からお話を聞いてやっていただきたいと思います。
あと、もう一つですけども、あそこの周辺が大分施設的に、例えば時計台のところとか壊れてるとか階段の部分が壊れてるとか、いろいろな、あそこの建物だけでなくていろいろな部分でですね、木の問題もありますね。あそこにありますけども、なるたけいろいろな木は残していただきたい、これ要望ですけども。それと、それからあそこの整備するときには、ぜひその周りのですね、環境とかそういうのを考えてやっていただきたいなと思うんですけども、このことはどうでしょうか。
○議長(
田村富男君) 渡部課長。
○生涯学習課長(渡部 勉君) 建物の修復のほかに外構関係になるかと思いますけれども、今の景観、これもまた一つの文化財としての趣っていいますか、そういうものも大切にしていきたいと考えておりますので、そういう外構関係についても配慮してまいりたいというふうに考えております。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。児玉政明君。
○8番(児玉政明君) 10款教育費のほうで2点ほどお伺いしたいと思います。
215ページの車両購入費、これ多分先ほどありました議案第3号の
スクールバスだと思うんですけども、内容のほうは先ほどの説明でわかりましたけども、これ
スクールバスとして購入するということでございますけども、通学以外の利用目的はあるのかどうかということと、もう一点が247ページの学校給食費でございます。本市の給食は地場産等たくさん取り扱って大変おいしいということで好評であったわけでございますけども、ちょっとちらっと聞いた話によりますと、学校給食費が値段が上がるというようなことをちょっと聞いたんですけども、その値上げの理由と金額について、2点ほどお伺いしたいと思います。
○議長(
田村富男君) 黒澤課長。
○
総務学事課長(
黒澤香澄君) まず、
スクールバスについてでございますが、通学のみではなくてですね、通学以外に登校下校時の時間帯以外に実施される市内小中学校の校外学習活動等への活用を見込んでおります。これにより、職場見学やふるさと活動などの促進が期待されると思っております。
次に、給食費についてでありますが、来年度から給食費の値上げを行おうと考えております。理由につきましては、消費税のアップに伴いまして、それだけではなく原材料費の高騰などから、今創意工夫により何とかやりくりをしておりますけれども、来年度は質を保つためには値上げせざるを得ないということになりまして、それぞれ小学校、中学校それぞれ1食当たり10円ずつの値上げを予定しております。小学校は現在285円でございますが、295円、中学校は325円を335円に値上げを行おうと考えております。
○議長(
田村富男君) 児玉政明君。
○8番(児玉政明君) わかりました。そうすれば、
スクールバスのほうは市内全校のほうで申し込みがあった場合は利用できるということと、利用できるかということと、あと給食費の値上げはいつ以来かということだけちょっと教えていただければ……。
○議長(
田村富男君) 黒澤課長。
○
総務学事課長(
黒澤香澄君)
スクールバスにつきましては、市内の全小中学校の校外活動に活用をいただくこととしております。
給食費につきましては、平成24年度に値上げを行っております。それ以来の値上げとなります。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんでしょうか。兎澤祐一君。
○9番(兎澤祐一君) 9款の消防費のことをちょっと、205ページの消防団員の報酬についてちょっとお伺いしたいんですが、近年、毎年水害とか土砂災害等頻繁に起こってるわけですけども、他市に比べると鹿角市の消防団員の報酬がちょっと安いんでないかなと私ちょっと認識してるんですが、その辺どのようにお考えなのかお伺いします。
○議長(
田村富男君) 三ケ田課長待遇。
○総務課付課長待遇(三ケ田憲悦君) 総務課付課長待遇消防本部三ケ田です。よろしくお願いします。
消防団員の報酬につきましては、県内を考慮しながら進めておりますが、現在のところは平均的な形で支給されてるというふうに考えております。
ただし、国の消防力の基準に関する法律の改正というふうなことで金額が上がっております。それに合わせて鹿角市としましても今年度、平成26年から「魅力ある消防団づくり」というふうな形でワーキンググループをつくりまして短期・長期的な方向で改正を進めていきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(
田村富男君) お昼のため、午後1時まで休憩をとります。(発言者あり)9款、10款、まだ途中ですけれども、ここでお昼のために午後1時まで休憩いたします。
午後0時01分 休憩
──────────────────────〇 ─────────────────────
午後1時00分 再開
○議長(
田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
それでは、9款消防費及び10款教育費について、ほかにございませんでしょうか。黒澤一夫君。
○16番(黒澤一夫君) 226ページ、10款の教育費4項の幼稚園費についてお尋ねしたいと思います。
八幡平幼稚園が申し込みがなくて休園するというようなことで広報に出ておりました。また、これについて子どもの数といいますか、そういう全体的な状況でそういうふうになっているのか、または公立と私立で申し込みが偏ってそういう状況になったのか、いろいろ状況があるかと思いますけれども、その辺子どもの数ですね。幼稚園そして保育園も合わせた中での入学前の現状の数年先も見た中で、この閉園というのは、いっぱい入っていただきたいと思うわけですけれども、せっかく八幡平の場合はね、幼稚園と保育園と一体の施設をつくろうということでつくった施設、経緯もあります。その辺の状況と、またこれからの見通しっていえば言葉があれなんですけれども、その辺の状況についてお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
田村富男君) 豊田課長。
○福祉課長(豊田憲雄君) 福祉課の豊田です。八幡平幼稚園の現況と今後の見通しということですが、幼稚園は
教育委員会管轄ではあるんですが、運営のほう、こちらのほうで担当しておりますので、お答えいたします。
ご存じのとおり、八幡平幼稚園のほう、なかよしセンターのうちの幼稚園部分、ここ数年一桁台の入園者ということで3人ほどで推移してきておりました。来年度はいよいよもって今年度入っていた子どもたちが学校に進学して希望するその下の子どもたちで希望する子どもがいなかったということで、先ほど「閉園」とおっしゃいましたが、休園という措置をとらざるを得なくなりました。これは保護者の方々の共働き等がふえたということで、いわゆる長期に預かった、長時間で預かってほしいという需要がどうしてもふえているということが大きな原因ではないかと考えております。
来年度以降ですけれども、とりあえず1年間休園はいたしますけれども、地域的な幼保一体型施設を建設した経緯等も踏まえまして、あとは施設、せっかく幼稚園機能もあるということも踏まえまして幼保連携型の認定こども園の方向を今模索しておるところです。県のほうとも協議しながら、できるだけ今の施設を生かして、また保護者の需要に応える部分も残しながら運営をしていきたいなと考えておりますので、方向としてはそちらの方向でいきたいと考えおります。
○議長(
田村富男君) 黒澤一夫君。
○16番(黒澤一夫君) 状況については、わかりました。それぞれ市全体を見渡してこのような施設をつくってるわけでありますので、できるだけ利用しやすい態勢で要望を受けれるという形で今後も取り組みをお願いしたいと思います。終わります。
○議長(
田村富男君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、11款災害復旧費及び12款公債費並びに13款諸支出金、14款予備費について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第39号、平成27年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第40号、平成27年度鹿角市
後期高齢者医療特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第41号、平成27年度鹿角市
介護保険事業特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第42号、平成27年度鹿角市
下水道事業特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第43号、平成27年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第44号、平成27年度鹿角市
簡易水道事業特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第45号、平成27年度鹿角市
大湯財産区
特別会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第46号、平成27年度鹿角市
上水道事業会計予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
次に、議案第47号、
工事請負契約の締結について(鹿角市
認定こども園建設工事(
建築主体工事))について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田村富男君) ないものと認めます。
以上をもちまして、
議案質疑を終結いたします。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第2 議案及び請願・陳情の付託
○議長(
田村富男君) 次に、日程第2、議案及び請願・陳情の付託を行います。
議案第3号から議案第47号までの45議案及び陳情9件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおりそれぞれの所管常任委員会に付託いたしますので、審査をお願いいたします。
以上で、本日の議事は全て終了いたしました。
明4日から8日までは、議案精査及び休日のため本会議は休会といたします。
ただいまの時刻をもって散会いたします。
午後1時08分 散会
平成27年 第1回鹿角市議会定例会
議案及び請願・陳情付託表
(平成27年3月3日提出)
1.常任委員会
┌──────┬──────────────────────────────────────┐
│委員会名 │付 託 内 容 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│総務財政 │議案第 3号 鹿角市
過疎地域自立促進計画の変更について │
│常任委員会 │議案第 4号 財産の処分について │
│ │議案第12号
鹿角広域行政組合規約の一部変更について │
│ │議案第13号 鹿角市
特別職報酬等審議会条例の一部改正について │
│ │議案第14号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改│
│ │正について │
│ │議案第15号 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正につ│
│ │いて │
│ │議案第16号 教育長の勤務時間、休暇等及び
職務専念義務の特例に関する条例の制│
│ │定について │
│ │議案第17号
長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の一部改正に│
│ │ついて │
│ │議案第18号 鹿角市
法定外公共用財産管理条例の一部改正について │
│ │議案第30号 平成26年度鹿角市
一般会計補正予算(第12号)中 │
│ │ 条文 │
│ │ 歳入全款 │
│ │ 歳出 2款1項総務管理費 3項徴税費 12款公債費 │
│ │ 13款諸支出金 │
│ │議案第36号 平成26年度鹿角市
大湯財産区
特別会計補正予算(第1号) │
│ │議案第38号 平成27年度鹿角市
一般会計予算中 │
│ │ 条文 │
│ │ 歳入全款 │
│ │ 歳出 1款議会費 2款1項総務管理費 3項徴税費 │
│ │ 5項選挙費 6項統計調査費 7項監査委員費 │
│ │ 12款公債費 13款諸支出金 14款予備費 │
│ │議案第45号 平成27年度鹿角市
大湯財産区
特別会計予算 │
│ │27陳情第1号 集団的自衛権行使を容認した閣議決定に反対し、撤回を求める陳情 │
│ │27陳情第5号 集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回を求める陳情 │
│ │27陳情第6号 沖縄県名護市辺野古基地建設工事の中止を求める陳情 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│教育民生 │議案第 5号
指定管理者の指定について(鹿角市
先人顕彰館) │
│常任委員会 │議案第 6号
指定管理者の指定について(鹿角
記念スポーツセンター、城山野球 │
│ │ 場、
毛馬内野球場) │
│ │議案第19号 鹿角市
教育センター設置条例の一部改正について │
│ │議案第20号 鹿角市子どものための教育・
保育給付に係る
利用者負担額に関する │
│ │ 条例の制定について │
│ │議案第21号 鹿角市
高齢者生きがいコミュニティセンター条例の廃止について │
│ │議案第22号 鹿角市
介護保険条例の一部改正について │
│ │議案第23号 鹿角市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関す │
│ │ る基準を定める条例の一部改正について │
│ │議案第24号 鹿角市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運 │
│ │ 営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための │
│ │ 効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について │
│ │議案第25号 鹿角市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予 │
│ │ 防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準 │
│ │ を定める条例の制定について │
│ │議案第26号 鹿角市
地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める │
│ │ 条例の制定について │
│ │議案第30号 平成26年度鹿角市
一般会計補正予算(第12号)中 │
│ │ 歳出 2款2項市民共動費 3款民生費 4款衛生費 │
│ │ 9款消防費 10款教育費 │
│ │議案第31号 平成26年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) │
│ │議案第32号 平成26年度鹿角市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) │
│ │議案第33号 平成26年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号) │
│ │議案第38号 平成27年度鹿角市
一般会計予算中 │
│ │ 歳出 2款2項市民共動費 4項戸籍住民基本台帳費 │
│ │ 3款民生費 4款1項保健衛生費 2項清掃費 │
│ │ 7款1項3目消費者行政推進費 │
│ │ 9款消防費 10款教育費 │
│ │議案第39号 平成27年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計予算 │
│ │議案第40号 平成27年度鹿角市
後期高齢者医療特別会計予算 │
│ │議案第41号 平成27年度鹿角市
介護保険事業特別会計予算 │
│ │議案第47号
工事請負契約の締結について │
│ │ (鹿角市
認定こども園建設工事(
建築主体工事)) │
│ │27陳情第4号 介護報酬の引き下げに反対し、介護事業所の経営安定と介護労働者の│
│ │処遇改善をめざす陳情 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│産業建設 │議案第 7号
市道路線の認定について │
│常任委員会 │議案第 8号
市道路線の変更について │
│ │議案第 9号 鹿角市
下水道事業特別会計への繰入れについて │
│ │議案第10号 鹿角市
農業集落排水事業特別会計への繰入れについて │
│ │議案第11号 鹿角市
簡易水道事業特別会計への繰入れについて │
│ │議案第27号 鹿角市
道路占用料徴収条例の一部改正について │
│ │議案第28号
鹿角市営住宅条例の一部改正について │
│ │議案第29号 鹿角市
農業集落排水施設に関する条例の一部改正について │
│ │議案第30号 平成26年度鹿角市
一般会計補正予算(第12号)中 │
│ │ 歳出 6款農林水産業費 7款商工費 8款土木費 │
│ │ 11款災害復旧費 │
│ │議案第34号 平成26年度鹿角市
下水道事業特別会計補正予算(第3号) │
│ │議案第35号 平成26年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) │
│ │議案第37号 平成26年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号) │
│ │議案第38号 平成27年度鹿角市
一般会計予算中 │
│ │ 歳出 4款3項水道費 5款労働費 6款農林水産業費 │
│ │ 7款1項1目商工総務費 2目商工振興費 │
│ │ 4目企業誘致対策費 2項観光費 8款土木費 │
│ │ 11款災害復旧費 │
│ │議案第42号 平成27年度鹿角市
下水道事業特別会計予算 │
│ │議案第43号 平成27年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計予算 │
│ │議案第44号 平成27年度鹿角市
簡易水道事業特別会計予算 │
│ │議案第46号 平成27年度鹿角市
上水道事業会計予算 │
│ │27陳情第2号 最低賃金の改善と中小零細企業支援の拡充を求める陳情 │
│ │27陳情第3号 労働時間法制の規則強化と安定雇用の確立を求める陳情 │
│ │27陳情第7号 TPP交渉に関する陳情 │
│ │27陳情第8号 米価対策を求める陳情 │
│ │27陳情第9号 農協改革をはじめとした「農業改革」に関する陳情 │
└──────┴──────────────────────────────────────┘
2.委員会の開催日時及び場所
┌────────────┬──────────────────┬─────────────┐
│委 員 会 名 │開 催 日 時 │場 所 │
├────────────┼──────────────────┼─────────────┤
│総務財政常任委員会 │3月12日(木) 午前10時 │第1委員会室 │
│ │3月13日(金) 午前10時 │ │
│ │3月16日(月) 午前10時 │ │
├────────────┼──────────────────┼─────────────┤
│教育民生常任委員会 │3月12日(木) 午前10時 │第2委員会室 │
│ │3月13日(金) 午前10時 │ │
│ │3月16日(月) 午前10時 │ │
├────────────┼──────────────────┼─────────────┤
│産業建設常任委員会 │3月12日(木) 午前10時 │第3委員会室 │
│ │3月13日(金) 午前10時 │ │
│ │3月16日(月) 午前10時 │ │
└────────────┴──────────────────┴─────────────┘...